男の中の男達、本日第2回目でございます。

松本XLです(‘ω’)ノ

 

「かんぱーい!」

「うぇ~い!」

ガチャーン!

乾杯の時に指がグラスとグラスに挟まれないように気を付ける。

これが俺の生き方。

今日は20年ぶりの再会を果たした同級生との飲みの日。

「松本も変わったなー笑」

本日の主役は『六本木 八郎』。

松「八郎さんは全然髪型変わってないな~笑。」

八郎さんは、高校1から3年まで同じクラス。

クラスはほぼ全員男だった。

当時の僕は、ガリガリのヒョロ男。

一方、八郎さんは明るく活発なヤンチャ男。

クラスでも目立つ存在。

本来なら交わることの無い2人。

彼は、相手が強かろうが弱かろうが態度を変えることなく接する。

弱い僕にも優しかった。

 

松「八郎さんと、こうやって飲める日がくるとは思わんかったわ。」

昨年、フェイスブックで僕から連絡を取り、今日という日を迎えることができた。

八「ホンマやな~。しかし松本がこんなゴツくなるとは笑。」

あの頃、休み時間に腕相撲を挑んだ。

負けず嫌いな僕は筋トレを始め、鍛えに鍛える。

それでも卒業まで勝つことは無かった。

八「久しぶりにやるか~!」

松「今回はちょっと。」

あいにく、キックボクシングの試合で右手首と肘を負傷した直後だったので次回に持ち越しに。

 

思い出話、仕事話、気づけば6時間も経っていた。

八「ヤバい!嫁に怒られるわ!」

松「奥さんによろしく!」

八「俺は、お前が金持ちでも貧乏でも態度変えへんからな。」

松「ありがたいよ。」

髪型と一緒で、20年、時を経ても変わらない性格。

松「八郎さんは昔から人に対して態度変わらんよな。人の悪口言わへんし。」

八「悪口言うの好きちゃうからな。それやったら直接言うわ笑。」

松「変わらへんなぁ。」

僕が「こうなりたい」と思う理想の男像に、彼は16歳にしてたどり着いていたのだ。

八「その八郎さんって言うのやめーや笑。」

松「いやぁ笑。」

ずっと憧れてきた男に対し、今更呼び捨てにできるだろうか?

呼び捨てにし、変わらない髪をつかんで引きずり回すことができるだろうか?

八「また飲みに行こうな。」

松「次こそは腕相撲勝つからな!」

 

 

慌てて店を出る彼を見送ったあと、歩いて実家に向かう。

高校時代を思い出しながら…。

松「今日こそは絶対勝ーつっ!」

バーン!

八「はい!弱い~っ笑」

高校卒業から20年。

僕はまだ、『青春』を卒業していない。