それでは【実録!人生の天国と地獄 第12話】スタート!!

前回までのあらすじ

9年務めた会社が存続の危機に!

主人公『松本XL』にすべての責任を押し付ける社長『貝柱』。

減給され、リストラの危機が迫る。

このまま人生が終わるのか!と思われたが…。

かつての部下『梅宮』と共に、社長『貝柱』引退計画を立てる。

株の50%以上を保有する会長オーナー『竹ノ内』に事情を説明。

梅宮と共に最終決戦の時を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

松「俺に偉そうに言うてきたこと覚えていますか? 貝柱さんは僕に言いましたよね! 早く離婚せえよ! 俺がお前の立場やったら辞めてるわ!辞めたらええやん!

お前のこと誰も慕ってないぞ! 10年間お前は何もしてない!」

貝「…。」

うつむき、黙り込む貝柱。

松「俺は辞めるつもりやったし、離婚するつもりでした!親に自己破産するとも言いいました!10年やってきた結果やから後悔ないですよ!」

 

明日、会社が無くなるかもしれない。

飯が食えなくなるかもしれない。

皆、それぞれ覚悟を持ってやってきた。

 

貝「…。」

松「離婚して自己破産したらええじゃないですか!」

貝「…。」

松「毎週会議してましたよねぇ!皆からアホやと思われてますよ。仕事のこと何も知らんヤツやと思われてますよ!」

貝「マジで?」

松「竹ノ内さんは「この会社をデカくしたのは松本や!」言うてましたよ。」

貝「…。」

 

ポルシェの助手席で 拳を握りしめ 歯を食いしばり

グッと堪えてきた

松「全部自分に返ってきましたねぇ笑。」

貝「…。」

 

ここまで完成度の高いブーメランがこの世に存在するのだろうか。

お見事!

 

しばらく沈黙が続き、貝柱が口を開く。

貝「…やるやん!笑」

松「…ふっ笑。」

思わず笑ってしまう。

お笑いでいう『緊張と緩和の法則』なのか。

殺意を持って挑んだ戦いの最中に、予想を上回る間抜けな発言にふき出す。

貝「やるやん松本笑!」

俺を超えたとでも言いたいのだろう。

上司ぶりたいのだろう。

ドラマや漫画でしか見ることができないような醜態をさらしておいて何様なのか。

貝「俺には感謝してるんか? 俺のことは好きか?」

松「…はい。 好きでした。」

もはや過去形ではあるが感謝はしている。

この人の教えの逆をすれば、上手くいった。

この人に出会わなければ、素晴らしい人達には出会えなかった。

 

貝「そうか…。でも竹ノ内さんは無いわ!俺やから上手くやれたけど。」

松「そうなんですか。」

貝「お前らじゃ無理やで。あの人はヤバいから。」

松「そうですか。」

まさか録音されているとは思っていないだろう。

竹ノ内さんに聴いてもらう証拠ができた。

 

少し雑談が続いたあと、貝柱が社員1人1人と話がしたいと要求してきた。

松「良いですよ。」

説得して逆転を狙っているのだろう。

望むところだ。

 

会社に向かう為、席を立つ。

貝「俺が払っとくわ。」

梅「ありがとうございます。」

松「ありがとうございます。トイレ行ってから出ますわ。」

貝「おう! オレなぁ…、ケンカ強いで!」

松「!」

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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