とーん、とーん、とーん【自衛隊の頃の話】



これは自衛隊にいた頃の話です。

当時、僕には【鬼教官】と恐れられた上司がいました。

自衛隊の教官といえば皆、恐いものですが彼は更に恐い存在。

その鬼教官が「とーん、とーん、とーん。」と言いながら…。

 

そう。忘れもしない、山に訓練に行った時の出来事。

訓練で疲れ果てた僕達は、つかぬ間の休憩を取ることになりました。

食事をする者、仮眠をとる者。

「ガオオオァ!」

突如現れた招かざる客【】。

パニックになった者達。

そして鬼教官は…

仮眠をとっていた彼は…寝ぼけたまま崖を転げ落ちていきました。

死んでもおかしくない転がりっぷりには勿論驚いたのですが

落ちた場所でスッと立ち上がり、何事もなかったような振る舞いに度肝を抜かれました。

「大声を出せーっ!」

熊を追い払う為に別の上官が叫ぶ。

僕も大声を出しながら鬼教官のいる場所に向かう。

すると。

「とーん、とーん、とーん。」

鬼教官がトントン言いながらマサイ族のようにジャンプをしていました。

「とーん、とーん、とーん。」

熊が去った後も、飛び続ける鬼教官。

「とーん、とーん…。」

「何してるんですか?!」

思わず叫ぶ!

また、スッと何事も無かったような振る舞いをし、僕に一言。

「何もしてない…。」

 

これが僕の自衛隊にいた頃の1番の思い出です。

 

終わり

 

いかがだったでしょうか?

松本XLです(‘ω’)ノ

この話は【梅宮】の思い出を記事にしました。


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もうすぐ40歳を迎える私松本XL。 顔デカ短足猫『豚まん』やその他のブログを更新しています。 猫、新宮弁LINEスタンプなど配信中!