仮想通貨って、一時期なんか金脈か何かのように言われていましたよね。
確かに利率がすごいことになった時期もありました。
しかし現在、仮想通貨は「暴落した」と言っても過言ではない状況にあります。
その原因の一端ではないかと噂されているのが、「Tehterの疑惑」です。
今回の記事は、その「疑惑」についてです。
あくまで、「影響したのではないか」と言われている「疑惑」であることを念頭に読んでくださいね!
そもそもTetherとは?
Tetherとは、仮想通貨の一種です。
香港にある会社であるテザー社が発行している仮想通貨です。
Tetherの特徴として、1Tether=1ドルの価値が保証されている、ということです。
こういう通貨を、ペッグ通貨と言います。
このペッグ通貨はとても便利で、様々な法律の穴を潜り抜けるのに重宝されます。
例えば、仮想通貨と法定通貨の直接のやり取りが禁止されているのであれば、このペッグ通貨を都合のいい形に一度換金してしまえばいい訳です。
さて、そんな便利なペッグ通貨であるTether。本来であればTetherを発行した分だけ、テザー社はドルを保有していないといけません。
しかし、「あれ?テザー社・・・めっちゃTether発行してるけど、ドル持ってる?」という疑惑が起こったのです。
テザー社とBitfinex社
Bitfinex社は、世界有数の取引所ですね。
こことテザー社が共謀して、ドルの支払いをしていないのにも関わらずどんどこTetherを発行していたのか?というところから疑惑の検証が始まりました。
ビットコインを買い支えるために、ドルの量以上にTetherを発行していたのでは?ということです。
さて疑惑を調査していくと、なんとテザー社とBitfinex社はCEOが同じだったことが分かります。
つまり、ドルをきちんと支払っていない(正しい量のドルが動いていない)のに、Tetherという仮想通貨ばかりが増えていってしまっているのでは?という疑惑ですね。
しかも、テザー社とBitfinex社共に台湾にある会社なので、まずドルを発行できるわけがない。・・・疑惑は加速していくばかりでした。
Tether社の疑惑は晴れないまま・・・
アメリカもアメリカで、この問題を放置しているわけではありません。
米商品先物取引委員会(CFTC)が、「ちょっと顔出せや」と呼び出しをしました。
しかし、2社とも台湾の会社なので、これに必ず応じなければいけないわけではありません。
様々なところが真実が語られるのではないかと期待されながらも、その疑惑が晴れないまま、今に至るということなのです。
仮想通貨に影響はある?
影響はあるかもしれない、ということです。疑惑の真相が分からない以上、何とも言えないところです。
Tetherに1ドル分の価格がなかったとしたら、そのTetherで買い支えられてきたビットコインの価格も・・・!?という心配が投資者の間で沸き起こり、ビットコインの価値が暴落した、というわけです。
やはりこういった投資関係はかなり情報にセンシティブなので、少しでもマイナスな情報があれば価値は下がってしまいます。
以上がテザー社の疑惑です。あくまで疑惑であり、まだ真相は明らかになっていません!
こういったマイナスのことも起こりえますが、それは市場という中ではある程度想定に入れて動かなければいけないのかもしれませんね。
手っ
<M;klmL
kSMfどm
mzlmfc